母:すえみどり 父:直太郎 出生日:H29.6.26 性別:去勢
とても寒い日が続きますね。
こちら大分県でも連日雪が舞い、山間部の畜主さん(ほぼみんな山間部ですが。。。)の所では日中も雪が解けずに残っているような状態です。
今回ご紹介する子牛の畜主さんの所も非常に寒いところで、パドックの糞が凍ってました。
さて、そんな寒い日々にも負けず着々と市場に向けて仕上げに入っているのが
今回ご紹介する子牛です。
写真を撮るタイミングで「あげこ」が外れかかっているのが申し訳ないのですが、
写真でもわかる通り、カメラを向けられて非常に緊張している様子でしたので
無理に直さず撮影を行ってます。
さて、牛を見る目というのはなかなか手に入れられるものではありませんが、
お尻と肩がとても魅力的な子だと思うのですがどうでしょうか?
エサ食べ具合も良い様子で、給餌のお手伝いの時に粗飼料を給餌していたら
「まだ入れよ。ようけ入れとかんと昼までもたんので」
と言われ結局コンテナ1杯半くらいは入れたような気がします。
夕方にお手伝いに行ったら餌箱の粗飼料はちょっとしか残ってなかったので
ほんとによく食べるんでしょう。
この子の父「直太郎」は枝重とロース芯面積、バラの厚さの成績が良いようです。
この子にもその素質が受け継がれているので肩の肉付きにも出ている?
もちろん畜主さんの技術なしには肩の部分ってうまく出来上がりませんので、
素質+技術の賜物ですね。
市場でも直太郎の子は目を引きますよね。周りの子牛に比べて2回り位大きいですから。
次に母の父「寿恵福」です。
一部の噂ではあの安〇久と同じかそれ以上の能力がある種雄牛であったそうです。
その能力遺伝も父としてより母の父となったときに発揮されるあたりも似ているようです。
今回の子はその寿恵福の孫ですからね。中身は期待できるのではないでしょうか?
3月市場まであと1月弱。
市場の日で日齢259日ですので肥育の方にすればそれだけ余裕のある導入になると
思われます。
是非多くの皆様に大分の子牛市場へ足を運んできただき、競りに参加していただければと思います。